• ホーム
  • エイズの指標疾患には真菌症やカンジダの他にどのようなものがありますか?

エイズの指標疾患には真菌症やカンジダの他にどのようなものがありますか?

2020年04月22日

HIVウイルスに感染してからエイズだと診断されるときには、指標疾患を発症しているかどうかが重要ですが、これらには真菌症やカンジダなどの病気があると言われることが多いです。これらも指標疾患に含まれていますが、他にも数多くの病気が指標疾患として設定されているので、どのような病気を発症するとエイズとして診断されるのか知っておくようにしてください。厚生労働省が認める指標疾患には、23種類の合併症が設定されているので確認しておきましょう。

まずはカンジダ症をあげることができますが、これは食道や気管、気管支や肺に起こる症状が含まれています。肺以外に発症するクリプトコッカス症やニューモシスチス肺炎、コクシジオイデス症やヒストプラズマ症も指標疾患に含まれる病気です。クリプトスポリジウム症や生後1か月以上経ってから発症するトキソプラズマ脳症、1か月以上続くイソスポラ症、非結核性抗酸菌症や可能性細菌性感染症もあげられます。活動性結核やサルモネラ菌血症、サイトメガロウイルス感染症や進行性多巣性白質脳症も指標疾患なので、これらが発症したときにはエイズと認定される可能性があるでしょう。

他には単純ヘルペスやカポジ肉腫、原発性脳リンパ腫や非ホジキンリンパ腫、湿潤性子宮頸癌なども指標疾患に含まれています。反復性肺炎としてリンパ性間質性肺炎、HIV脳症やHIV消耗症候群もエイズの認定に重要な症状のひとつだと言えるでしょう。このようにたくさんの症状がエイズと診断されるときの指標に設定されているので、HIVウイルスに感染した後にこれらの病気を発症してしまったときはエイズとして診断される可能性が高いです。通常であれば感染することがないような症状も多く含まれているので、聞いたことがないと思うような病気もたくさんあると思いますが、発症したときにはこういった病気になる可能性があると知っておきましょう。

HIVウイルスに感染したとしてもすぐにエイズとして診断されるわけではなく、厚生労働省が定めている指標疾患に当てはまった場合に発症したと診断されることになります。カンジダやヘルペスなどの有名な病気以外にもたくさんの症状が指標疾患であるとされているので、HIVに感染してしまった人はどのような症状があるとエイズになってしまうのか確認しておきましょう。そして、身体に何かしらの症状があらわれたときはこれらの病気でないかと疑い、早めに医療機関を受診するようにしてください。