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エイズは細菌から日和見感染症を引き起こしやすくします

2020年05月27日

エイズを発症してしまうと免疫力が著しく低下してしまうので、普通であればかからないような病気になってしまうことが多くあります。普段であれば感染することがないのに免疫力や抵抗力がないときに感染してしまう病気のことを日和見感染症と言いますが、エイズを発症していると日和見感染症を引き起こすことが多くなるはずです。分かりやすいものであればカンジダ症やヘルペスなどの病気をあげることができますが、こういった普段であれば発症しづらい病気を引き起こしやすくなるので、すぐに病気になってしまって大変な思いをすることになるでしょう。

通常であれば病原体を排除するための免疫という仕組みがしっかりと機能して病気を防いでくれるのですが、エイズを発症すると免疫という仕組みが上手く機能しなくなってしまいます。血液中の白血球などが免疫機能を支えていますが、そのなかでもCD4陽性細胞と呼ばれるものは病原体が身体に侵入したときに排除する命令を出している細胞です。エイズの原因であるHIVウイルスは免疫機能で重要な役割を果たしているCD4陽性細胞にくっついてしまい、CD4陽性細胞は壊されてしまいます。HIVウイルスはCD4陽性細胞を利用して増殖を繰り返すのですが、新しくできたウイルスがどんどん別のCD4陽性細胞を壊していくので免役力が低下してしまうというわけです。

感染したとしてもしばらくの間はCD4陽性細胞の数のほうがたくさんありますが、HIVウイルスが時間をかけて増殖を繰り返すので、あるときに細胞とウイルスの量が逆転してしまいます。そうなると免疫力がかなり低くなってしまい、ちょっとした細菌などが原因で日和見感染症を起こしやすくなってしまうはずです。このような仕組みで、エイズになると日和見感染症を引き起こしてしまうことが多くなると知っておかなければならないでしょう。

エイズに感染するとそれまでの健康状態からは考えられないほど簡単に病気になってしまうようになるので、かなり大変な思いをすることになるはずです。この病気を発症していない人であれば発症することがないような日和見感染症を頻発するようになることも多いので、病気にならないように予防したりエイズになる前に進行を食い止めたりすることが大切だと言えます。あらゆる病気に感染して大変な思いをすることがないように、HIVやエイズについての知識を学び感染しないように普段から意識しておくことが重要なことだと言えるでしょう。