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HIVからエイズを発症するまでにはどのような経過をたどるのでしょうか?

2020年03月27日

感染すると免疫力が低くなってしまい様々な病気にかかりやすくなってしまうエイズは、HIVウイルスに感染してからいくつかのステップを経て発症します。どのような経過をたどって発症するのか知らなければ感染したことに気がつかず、HIVに感染しても治療せずに放置してしまう可能性があるので注意しておきましょう。どのような経過をたどるのか知っておけば早期発見や早期治療につなげることができるはずなので、HIVの感染からエイズの発症まで正しい知識を持つようにしてください。

コンドームを使用せずにセックスやオーラルセックス、アナルセックスなどの性行為を行ったときにHIVウイルスに感染することがありますが、これらによって感染するとまずはインフルエンザのような症状があらわれます。感染から2週間から4週間で発熱やだるさ、喉の痛みや筋肉痛のような症状があらわれるようになり、ひどい風邪やインフルエンザのような状態になるはずです。しかしながら、普段からあまり病院に行かない人はひどい風邪だと勝手に判断して病院に行かずに感染に気がつけないことがあります。

感染初期のインフルエンザのような症状に気がつくことができなければ、無症候期と呼ばれる数年から10年ほど全く症状があらわれない時期が続くでしょう。この期間に特有の症状があらわれることはありませんが、この間も少しずつ免疫力が低下しており、病気になりやすいと感じる人もいるようです。この期間には個人差があるので1年ほどでエイズを発症する人もいれば、10年ほど経過するまでエイズを発症しない人もいます。無症候期からエイズが発症したと判断されるときにはしつこい下痢やひどい寝汗、急な体重減少などの症状が見られることが多いです。悪性腫瘍や神経障害、日和見感染症などの病気がエイズ指標疾患に当てはまるとエイズとして診断されることになります。

HIVに感染してからこのような経過をたどってエイズを発症することになるので、感染してしまった場合はなるべく早く病気に気がつくことができるようにしておくべきだと言えるでしょう。感染初期の段階で病気に気づくことができて治療を開始すれば、現在では感染していない人とほぼ同じように生活できるほどまで病気の進行を食い止めることができます。なるべく早い段階で治療を行うことが重要なので、HIVに感染するとどのようにしてエイズを発症するのか知っておき、いざというときには病気かもしれないと気がつくことができるようにしておきましょう。